失われた「もう死なないで準一」看板 | ||||
数々の怪スポットを有する我が伊勢原市。その伊勢原市の中でももっとも有名な怪スポットが、「もう死なないで準一」看板である。 伊勢原市を東西に走る幹線道路である国道246号線。問題のスポットはこの国道沿いにある。いや、正確には"かつて存在した"というべきかもしれない。 なぜなら肝心の「もう死なないで・・・」看板はとうの昔に撤去されており、現在は見ることができない。しかしながらそのことがかえって事実をあいまいにし、謎めいた伝説を増幅させたのかもしれない。 現在では「もう死なないで・・・」は「都市伝説」と化し、様々なバリエーションで語り継がれている。 その「都市伝説」は実に多彩であるが、オカルト商売人がざっと調べただけでも以下のようなものがある。
いずれの話にも共通しているのは、「子供の霊が現れて交通事故を引き起こす」、「看板は”じゅんいち君”の霊を供養し、”じゅんいち君”に「君はもう死んだんだよ」と教えることが目的」ということである。 さらに言えばそれぞれの話にはいろいろな尾ひれが付いたバリエーションが存在しており、中には名前が”じゅんいち君”ではなくなっている場合もある。 いったい真実は何なのか? だが一つだけはっきりしていることがある。それはかつてこの地にたしかに「もう死なないで・・・」 の看板があり、それは夜になると照明が灯り闇夜に怪しく光っていたのである。 なにを隠そう、オカルト商売人自身が、子供のころ確かにその看板を目撃しているのである。 失われた「もう死なないで準一」看板その2へ |
現場は国道246号線沿いである
現場付近の交通量は多い
心霊スポットとして名高い 旧善波トンネル |